NHK大河ドラマ「光る君へ」が最終回を迎え話題になっています。
たまに、まひろが首から下げているものってなに?
知恵袋でもXでもこのような質問がみられました。
結構目立つけれど、なんなの?と気になりましたよね。
今回は、まひろが首から下げていたものについてご紹介します。
【光る君へ】まひろが首から下げているものってなに?
「光る君へ」でまれに、まひろが首から下げているものは「懸守(かけまもり)」といいます。
上の画像の写真のものですね。
文字通り「首に懸けて(かけて)用いるお守り」です。
懸守は平安時代から主に女性が使っていた
懸守は平安時代から使われるようになりました。
- 婦女子が外出するときに使うお守り
- 錦の布でつくった筒形の袋に、紐をつけて首から懸ける
- 中身は主に護符が多い
- 交通安全(旅路の安全を願う)目的
「交通安全」というと風情がないですが、簡単にいうと交通安全のお守りです。
平安貴族の女性は邸宅の中で過ごすことが多く、めったに外出はしませんでした。
そのため、慣れない旅路に災厄から身を守り、安全であるようにと、女性はお守りを身に着けたそうです。
中身は主に護符が多いですが、実用的に薬などを入れるようにもなったそうです。
まひろが首から下げているものは禰豆子がくわえているものと同じ?
まひろが首から下げている「懸守」は、漫画「鬼滅の刃」で禰豆子がくわえているものとは違います。
懸守と検索すると検索ワードに「鬼滅の刃」「禰豆子」がでてくるのをご存じですか?
これはXで懸守について説明した方が、冗談めかして鬼滅の刃とからめたからと考えられます。
#光る君へ【懸守】まひろが首から下げているのは、懸守(かけまもり)という、主に 旅路の安全を祈願するお守り。中には 神社から授かった御札などが入っています。決して、鬼の本性が暴走して 人間を喰ってしまいそうな時に 噛んで耐える為のモノでは ありません。 pic.twitter.com/m4GKmWrAsF
— ひぞっこ (@musicapiccolino) December 1, 2024
禰豆子がくわえているのは、ただの竹ですね!
単に手短に手に入ったから竹なのでしょう。
「旅の安全を願うため」などの深い意味はありません。
検索ワードになるほど、「懸守 禰豆子」が結び付くのは意外ですね。
まとめ
- 「光る君へ」でまひろが首から下げているものは「懸守(かけまもり)」
- 懸守は平安時代から女性が外出するときに「安全を願う」ために使われた
- 鬼滅の刃の禰豆子がくわえているものとは異なる
大河ドラマ「光る君へ」でまひろが首から下げているものについてご紹介しました。
時代劇を見ているとたまに出てくるものかと思います。
「安全を願うお守り」と覚えておいてくださいね♪